こんにちは、講師の大平です。
長く続いた暑さも和らぎ、肌寒い日が続くようになってきました。
私は暑い方が苦手なのでありがたいです。
体調管理にお気を付けください。

即位礼正殿の儀

10月も半ばを過ぎ、新元号の令和になって約半年が経とうとしています。
令和初日の5月1日の「天皇の即位の日」は特別な日でした。

そして、今月にも特別な日がありますね。

10月22日の「即位礼正殿の儀の行われる日」です。

そもそも、「即位礼正殿の儀」は何と読むのでしょうか。
「そくいれいせいでんのぎ」と読みます。

では、即位礼正殿の儀とはいったい何のことなのでしょう。

即位礼正殿の儀とは…
即位した天皇が日本の国内外に宣明する儀式のこと。

宣明とは、宣言して明らかにすることです。
外国からもたくさんの元首が来日します。これはすごいことです。
即位礼正殿の儀が行われた後、広く国民に即位を披露し祝福を受けるためのパレード「祝賀御列の儀(しゅくがおんれつのぎ)」が行われます。

200年ぶりの特別な日

調べてみると、今回のように天皇の譲位と即位が同時に行われるのはなんと約200年ぶりのことだそうです。
(ちなみに、最後に譲位したのは光格天皇という第119代の天皇だそうです。)
そして、今年5月1日の「天皇の即位の日」と10月22日の「即位礼正殿の儀の行われる日」が今年限定の「国民の祝日」に定められました。

今年は5月1日だけでなく、10月22日もめったにない歴史的な瞬間が体験できる特別な日です。
新たな天皇が即位し、新たな元号となった今年は、私たち日本国民にとって特別な年ですね。